20108/20(金)
農薬を一切使わないで30年以上野菜の栽培を続けているが、病気は種や苗のときから防ぐしかない、天候にも左右される。病気にかかったら諦めるしかない。 害虫は、土の中にいるものは被害を受けてから探して捕獲殺傷する。
蝶のように、空中を飛びまわり葉に卵を産み付けて幼虫が食い荒らすものは、蝶を網で取ったり卵や幼虫を目視で確認しつぶす、目が見えるうちは出来るがいずれそれを出来なくなる時期が、来ると覚悟している。
であれば、防虫網を使う方法がある、20年前に使った事があったが網をかけても虫の被害がありダメかと諦めて使っていなかった。
つまり、網の使い方が適切でなかつた為かと気づき、もう一度網を使って見ることにした。
毎日朝晩、葉を一枚一枚(成長に伴い葉の数も多くなり葉の面積も広くなる、畝の向こう側の葉を見るとき引っ張ると折れやすい。)裏がいして卵や虫がいないか確認する必要がなくなり腰の痛くなるのを我慢する必要もなく、何よりもその分の時間を他のやりたい事に有効に利用できるのは大きい。
昔に買った長さ5Mの網が3枚、10Mが2枚あるが、ブロッコリ、キャベツ(2種)、白菜(2種)、白菜、大根、山形青菜、蕪類に使うには、枚数長さが足りないので切り売りで15M1枚、既製品の10M4枚、5M2枚買い増した、それ用のポ-ルも必要になる。 まだ足りないので10Mを2枚買いに行くつもりだ。
高い野菜になるが生産性が目的ではないので、趣味の一つと考えれば気は楽なものだ。
無農薬にこだわるが故の対策だが、薬を使い、お金をかけて毒とわかってそれを我が口にする事は、避けたい。薬は分解するので大丈夫とはいうものの、ロ-レベルでも残留農薬は毒には違いない。(今まで大丈夫 大丈夫と云って関係機関が使用を許可してきた農薬を癌になる危険性あるとの事で使用を禁止にした例が何点もある。学者の先生方は立派だが完ぺきではない。)
農薬にお金をかけ楽をして命を縮めるか、網にお金はかかるが楽をして自己満足するかの選択になる。
良くよく考えると、野菜は(農薬は使っていても)買った方が安く経済的な事は間違いない。
現在の自分自身の脳と体力の老化防止のためと云い訳し、気ままにしばらく無農薬栽培を続けてみたいと思う。